なんで越路プリンなの?

f:id:koshiji:20200706010204j:plain ※今日の夕食会のお客様へ、母が生けた花。最近は家族内で「今日の花、仮屋崎だね」と言うのが定番に。 以下、本題です。

5月に放送された、UX朝の情報番組ナマトクで取材があった時、販売前だった越路プリンを少し紹介したのですが、その時に聞かれたのが「プリン販売もコロナの影響で始めたのですか?」という質問。

みんなそう思いますよね〜( ´∀`)

確かにそうである、ともいえる。でも本当はそうでもない(笑)

越路通販部でぼちぼち通販してみようか?というこのタイミングで、よく聞かれるこのお題でブログを更新しようと思います。

越路プリンはもともと、常連のお客様から「販売もして欲しいー」と常々リクエストを頂いていた人気の一品。しかも、ご自身が商売をしていたり、味にうるさい←良い意味で(笑)方ほどそう言ってくださるので、越路でも数年前(!!!)から販売に向けて何度か動き出したことがあります。しかし。ここが家族経営の兼業農家民宿の辛いところ。

民宿業が忙しいときは余裕がなく、オフシーズンに入ると今度は外仕事に追われる日々。お客様がいない時期になると、家族それぞれに違う種類の仕事が降ってきます。

プリンの販売を形にする時間、というか余裕、がないまま動きだしてはストップ、を繰り返していました。そして、この冬。小雪からのコロナで休業することになり、そこで始めた美味しい箱。

この美味しい箱の販売を通して感じたことは、越路はやっぱり「美味しい」を通じてお客様と繋がっているんだな、という思い。だれかの美味しい、が私達の原動力なのです。もちろんそれは、シェフも、越路の畑部隊もきっと同じ。

やるなら今しかないなあ。時間あるし!と再び動き出したプリン販売への道。おかげさまでたくさん喜んで頂けています。だけどやはり、発売するまでは大変なこと、面倒なことがたくさんで笑笑。休業中でなければぜっったい出来なかったなあーと今でも思います。小さなプリンですが、越路みんなのアイデアが詰まったプリン。だから、コロナきっかけではないけど、コロナがなければ販売出来なかった、プリンです♫ コロナが落ち着いても、プリン販売は関係なく、続けます。美味しい時間は確実に心を満たします。 皆さまの日常の中にある、美味しい時間に越路プリンを選んで下さったらこの上ない喜びです。 自分だけの1人時間に、またまた友人宅へのお茶菓子に、家族でのくつろぎタイムに。そんなことを想像しながらやましろやさんに納品しています。 どうか、細く長く、越路プリンをご愛顧くださいませ。 そして、越路ごはんをぜひぜひ食べにきてください☆ f:id:koshiji:20200706005441j:plain 最近はお土産物などでご予約下さる方が増えました。そこでやましろやさんにも二個ラッピングバージョンを納品しています♫ ※越路プリンはなめらかなので、揺れに弱いです。持ち運びの際は優しくお願いします☆ ※冷え冷えが美味しいです!冷蔵庫でよく冷やしてお召し上がりください☆